これからの10年を見据えた全面リニューアル
インターネットの普及や規制緩和により、海外と直接取引する企業が増えています。多くの企業が販売拠点や調達拠点を世界各地に展開しており、「物の流れ」や「お金の流れ」も複雑化しています。それに伴い、お客様が貿易システムに求めるご要望も変化しています。
このような背景を踏まえ、当社は最新ブラウザに完全対応した「貿易管理システムHarborWrite® Ver4.0」をリリースしました。
20年間積み上げてきた貿易管理システムのノウハウを元に、インターフェースを全画面リニューアルしました。現在の貿易管理に必要とされる機能を追加し、使いやすさを高めるだけでなく、将来の業務環境や業務内容の変化にも柔軟に対応できる貿易管理システムとなっています。
Windows10に対応した最新WEBアプリケーションです。ブラウザはInternet Explorer及びChromeをサポートし(SSLにも対応)、ご利用PCへのモジュール類のインストールは一切ありません。
また、ランニングコストを考慮し、WEBサーバーとデータベースはOSS※もサポートしております。
見積管理、受発注管理、入金支払管理、進捗管理、ドキュメント管理はもちろんのこと、業務に必要な内部統制対応、キャッチオールやリスト規制などの安全保障貿易管理まで、貿易において必要とされる様々な管理をおこなうことができます。
マルチカンパニー対応のため、海外現法やグループ会社でも、データの独立性を保ってご利用いただけます。また、Export SystemとImport Systemのデータ連携機能により、マルチカンパニー間でデータが共有できます。例えば、海外現法(輸出)→国内(輸入)のような取引における情報共有基盤の構築にも活用できます。
都市銀行※が提供しているインターネットバンキングサービスと連携し、L/Cや送金といった外為業務が行えます。また、税関システムNACCS(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)から輸出入許可情報を取得し、活用することもできます。今後もさらに他の外部サービスとの連携強化する予定です。